SEET法

こんにちは。培養室です。
本日は先進医療として保険診療と併用が可能であるSEET法のお話をさせていただきます。

胚を培養した培養液には、子宮内膜が胚を受け容れることを促進する因子が胚から出ており、融解した胚盤胞を移植する2~3日前にこの胚培養液を子宮腔内に注入することで子宮内膜が刺激を受け、妊娠率・着床率を上げる効果が見込めます。
これをSEET法といいます。

通常のように採卵を行い胚盤胞まで培養し、この培養液を凍結保存しておき、次周期以降の融解胚移植を行う2~3日前にこの培養液を子宮腔内に注入します。

通常培養液は廃棄するので、SEET法をご希望の方は、採卵日までにお申し出ください。
また、培養液は液体窒素中ではなく医療用冷凍庫内での保存の為、長期保存による劣化の可能性がありますので、1年間の保存となります。

費用は27,600円です。

 

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