AMHとは?
こんにちは。培養室です。
桜の見頃は、開花が早かったために今週末までのようですね
今日は、不妊治療の際には欠かせないといわれるAMHの検査についてお話させていただきます。
AMHは、日本語では抗ミューラー菅ホルモンといわれ、血液検査で測れます
そして、その値は、卵巣内にどれくらいの数の卵子が残っているか、卵巣の予備能がどれほどかを予測する目安となります。
そこで、AMHが治療の上で重要なのは、卵巣刺激で注射をした時に採れる卵子の数と、AMH値は非常によく相関することです。
ヒトの場合は通常、自然に卵子は一定の割合で育ち、最終的にはほかの卵子を捨てて1個のみが排卵します。
ところが、卵巣刺激で注射をすると捨てられるはずの卵子も一緒に育ち、もともとの卵子の数と比例して採卵ができるため、AMHは不妊治療において、ステップアップの早さなど、治療計画の指針として大きな意味合いがあります。
AMH値は、妊娠率を判断するものではありません。
不妊治療がいつまでできるかという目安の材料として考えてみてください
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