月経周期と排卵とタイミングについて

院長の保坂です。

 

今週は月経周期と排卵とタイミングについてのジャーナルからの内容を報告します。

 

約10万人の女性を対象に23000周期に関する自己報告により妊孕性に関わるデータを解析しました。

 

月経周期の中での妊娠の確率、卵胞期と黄体期の長さのばらつき、オリモノの変化を調べました。

 

受精の確率は最も高いものは排卵の前日でした。

また排卵日にも高い確率を示しました。

排卵の5日前での妊娠するケースもあります。

 

排卵日                妊娠率(%)

5日前                6.1%

4日前             14.2%

3日前               24.3%

2日前               30.3%

1日前               38.4%

当日                  17.2%

排卵後1日        5.1%

排卵後2日        0%

 

 

月経周期に関しては平均28日、低温期15日、高温期13日という結果でした。

 

オリモノの変化では、排卵前日が最も多く排卵3日前から排卵後1日までは多いという結果でした。

 

 

また排卵日が近づくと、骨盤痛、乳房の緊満感も認められました。

 

Fertility and Sterility 2019/9より

 

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