子宮内の環境
こんにちは培養室です。
今日は、子宮内の環境についてのお話をさせていただきます。
患者さまからお預りした卵子や受精卵は、子宮内と同じ温度や気相に整えられたインキュベーターという培養器の中で育てています。
気相は、酸素5%、二酸化炭素6%、窒素89%なのですが、実はこの濃度は、私たちの先祖の真核細胞にミトコンドリアが入って細胞が活発になり、生物が爆発的に地球上に増加したときの気相と同じそうです。
私たちは普段20%の酸素の中で生きていますが、子宮の中はかつての先祖がいた5%の低酸素環境でなければならないようです。
進化っておもしろいですね
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