レーザーアシステッドハッチング

こんにちは。培養室です。

今年も残りわずかですねあせる

 

今日はレーザーアシステッドハッチングについてのお話ですイナズマ

 

受精卵は透明帯という膜に覆われています。

分裂が進み胚盤胞へと成長すると、受精卵の内部に水分が蓄えられ内腔が膨らみ、透明帯は引き伸ばされ薄くなります。

さらに成長すると透明帯に亀裂が生じハッチング(孵化)し、子宮に着床します。

 

アシステッドハッチングとは、透明帯が厚い、硬いなどが原因でハッチング障害を起こす可能性がある場合に、透明帯の一部を切開し、子宮に着床しやすくするように補助をすることです。

 

当院では、操作時間が短く、精度や安全性の高いSaturn5レーザーシステムを使用し、アシステッドハッチングを実施しています。

ただし、受精卵の状態によっては他の方法を選択することもあり、オーダーメードでアシステッドハッチングを行っています。

レーザー前              レーザー後

 

回復培養後

 

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