アシステッドハッチングについて
少し遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします
今日は培養室からアシステッドハッチング(AHA:assisted hatching)についてお話させていただきます。
胚盤胞が子宮内膜に着床するには、透明帯という殻を破って脱出する(ハッチング)ことが必要です
このハッチングを補助する技術をアシステッドハッチングと呼び、
当院では細いガラス管を用いて透明帯に切り込みを入れる方法を採用しております。
胚凍結を行うと透明帯が硬くなるという報告がありますので、当院では融解胚移植を行うすべての方に
アシステッドハッチングをさせていただきます。
透明帯にのみ切り込みをいれ、中の細胞を傷つけることはありませんので、ご安心下さい
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